うんかく

うんかく
I
うんかく【惲格】
(1633-1690) 中国, 清代の画家。 江蘇省出身。 字(アザナ)は寿平, 号は南田など。 明末清初の六大画家四王呉惲(シオウゴウン)の一人。 没骨(モツコツ)写生画風の着色花鳥画を得意とし, 常州派と呼ばれた。 画論に「南田画跋」がある。
II
うんかく【芸閣】
(1)〔「芸」は香草で, 本の虫よけに用いたことから〕
書庫。 芸窓。 芸台。
(2)内御書所(ウチノゴシヨドコロ)の唐名。

「延喜に~の風かうばしく/新続古今(仮名序)」

III
うんかく【雲客】
(1)殿上人。 雲の上人。

「月卿(ゲツケイ)~」

(2)雲の中に住む人。 仙人。 隠者。
IV
うんかく【雲角】
箏(ソウ)の弦の左端を支える駒。 胴の表面の末端近くで胴を横切る形に設けられている。
竜角
V
うんかく【雲鶴】
(1)雲に飛ぶ鶴(ツル)を配した綾(アヤ)などの織模様。 親王の袍(ホウ)などに用いる。
(2)高麗(コウライ)茶碗の一。 飛雲と鶴の文様をもつ象眼青磁。 筒形のものが多い。 雲や鶴以外の文様をもつ象眼青磁も含めて呼ばれる。 雲鶴手。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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